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残業１３７時間…２９歳ＳＥ男性の過労自殺認定
2012/02/14 14:43
２０１０年１１月に自殺したシステムエンジニアの男性＝当時（２９）＝について、渋谷労働基準監督署（東京）が過労による精神疾患が原因だったとして労災認定したことが１４日、分かった。遺族代理人の弁護士が記者会見して明らかにした。
弁護士によると、男性は０９年に東京都渋谷区のＩＴ企業に入社し、ウェブ開発業務を担当。１０年９月に納期が厳しい仕事に従事するようになってから、睡眠障害などの症状が出始め、同年１１月に自殺した。１１年７月に遺族が労災申請していた。
労基署は男性の１０年１０月の残業時間が１３７時間に上り、同月ごろから気分感情障害を発症したと認定した。
会見に同席した男性の父親は「労災認定を受けてほっとしたが、息子がこの世にいない寂しさは拭えない」と声を詰まらせた。
【参照】「残業１３７時間…２９歳ＳＥ男性の過労自殺認定」：イザ！
シーイーシー：東京都渋谷区
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