1996年9月9日午後4時半ごろ、東京都葛飾区柴又3丁目の民家より火災が発生。約2時間後に消し止められ、焼け跡から上智大学4年生の小林順子さん(当時21歳)の遺体が発見された。遺体は口と両手を粘着テープで、両足をパンティーストッキングで縛られており、首を鋭利な刃物で刺されていたことから警察は殺人事件と断定。現場の状況や交友関係などから、顔見知りの犯行と思われたが、2011年8月現在も犯人逮捕に至っていない。
【日時】1996年9月9日16時半ごろ
【現場】東京都葛飾区柴又3丁目
【経過】
- 1996年9月9日
- この日は朝から雨が降ったりやんだりしていたが、昼過ぎから強く降り出し始め、15:00時過ぎにはさらに激しくなっていた。父親は福島に出張中、姉も仕事でおらず、家には母親と被害者A子さんの二人きりだった。
【資料】
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両足の縛り方が「からげ結び」という造園業(造園業では「からげ結び」を「かがり結び」とも呼ばれる)や和服の着付けなどで使われる特殊な方法だった(2006年9月公開)
柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia -
現場に残されたマッチ箱の残留物から家族以外のDNAが発見された(2006年9月公開)
柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia -
世界最大の教育機関運営組織(在学生は全世界で約290万人)でもあるカトリック修道会イエズス会が開設し、現在は学校法人上智学院が経営する大学である。
上智大学 - Wikipedia
【その後】
東京都葛飾区柴又で1996年、上智大4年小林順子さん=当時(21)=が殺害された事件で、警察庁は6日、解決に結び付く情報の提供者に懸賞金を支払う制度を1年間延長することを決めた。遺族による私的懸賞金と合わせ、最大800万円が支払われる。(2012/09/07-05:35)
1996年に東京都葛飾区で上智大4年の小林順子さん=当時(21)=が殺害された事件について、警察庁は8日、公的懸賞金を懸けて情報を募集する期間を9日から1年間延長することを決めた。延長は3回目。遺族の私的懸賞金と合わせ、解決につながる有力情報に最大800万円を支払う。
2013年 9月 09日 05:30 JST 更新