2012年9月28日金曜日

柴又女子大生放火殺人事件

1996年9月9日午後4時半ごろ、東京都葛飾区柴又3丁目の民家より火災が発生。約2時間後に消し止められ、焼け跡から上智大学4年生の小林順子さん(当時21歳)の遺体が発見された。遺体は口と両手を粘着テープで、両足をパンティーストッキングで縛られており、首を鋭利な刃物で刺されていたことから警察は殺人事件と断定。現場の状況や交友関係などから、顔見知りの犯行と思われたが、2011年8月現在も犯人逮捕に至っていない。

柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia

【日時】1996年9月9日16時半ごろ

【現場】東京都葛飾区柴又3丁目

【被害者】小林順子さん(21歳)

 

【経過】

1996年9月9日
  • この日は朝から雨が降ったりやんだりしていたが、昼過ぎから強く降り出し始め、15:00時過ぎにはさらに激しくなっていた。父親は福島に出張中、姉も仕事でおらず、家には母親と被害者A子さんの二人きりだった。
  • 15:50少し前
  • 順子さんがトイレに行くために自室から一階に降りてきた。仕事に出かける準備をしている母親に「こんなに雨が降っていても自転車ででかけるの?」と話す。この会話が最後の会話になった。
  • 15:50
  • 母親が仕事のために家を出る、この時玄関に鍵はかけなかった。
  • 16:15頃
  • 近所の通行人によると火は出ていなかった。
  • 16:35
  • 火災が発生。
  • 16:39
  • 隣家から119番通報。
  • 18:00頃
  • 内部が全焼、ようやく火が消し止められる。
  • 【資料】

    • 両足の縛り方が「からげ結び」という造園業(造園業では「からげ結び」を「かがり結び」とも呼ばれる)や和服の着付けなどで使われる特殊な方法だった(2006年9月公開)
      柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia
    • 現場に残されたマッチ箱の残留物から家族以外のDNAが発見された(2006年9月公開)
      柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia
    • 世界最大の教育機関運営組織(在学生は全世界で約290万人)でもあるカトリック修道会イエズス会が開設し、現在は学校法人上智学院が経営する大学である。
      上智大学 - Wikipedia

    【その後】

    東京都葛飾区柴又で1996年、上智大4年小林順子さん=当時(21)=が殺害された事件で、警察庁は6日、解決に結び付く情報の提供者に懸賞金を支払う制度を1年間延長することを決めた。遺族による私的懸賞金と合わせ、最大800万円が支払われる。(2012/09/07-05:35)

    時事ドットコム:上智大生殺害、懸賞金を延長=最大800万円、情報提供呼び掛け-警察庁

    1996年に東京都葛飾区で上智大4年の小林順子さん=当時(21)=が殺害された事件について、警察庁は8日、公的懸賞金を懸けて情報を募集する期間を9日から1年間延長することを決めた。延長は3回目。遺族の私的懸賞金と合わせ、解決につながる有力情報に最大800万円を支払う。 

    2013年 9月 09日 05:30 JST 更新

    上智大生殺害、懸賞金延長=有力情報に最大800万円—警察庁 - WSJ.com

    【参照】
    柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia
    柴又三丁目女子大生殺人・放火事件
    SCRAMBLE-8