2013年10月9日水曜日

富山の夫婦殺害

警部補を殺人・放火容疑などで逮捕 富山の夫婦殺害

富山県警

2012/12/22 21:44 (2012/12/23 1:00更新)

2010年4月に富山市大泉のビルで住人の会社役員、福田三郎さん(当時79)夫妻が殺害され、住居が放火された事件で、富山県警は22日、夫妻の知り合いで同県警警部補の加野猛被告(54)=富山市森1=を殺人と現住建造物等放火、死体損壊容疑で逮捕した。事件は発生から2年8カ月、現職警察官が逮捕される異例の事態となった。

県警によると、加野容疑者は調べに「私がやったことに間違いありません。被害者と家族に本当に申し訳ない」と供述。福田さん宅に火を付けた理由については「証拠隠滅を図りたかった」と話している。県警は詳しい経緯や動機など全容解明を目指す。

逮捕容疑は10年4月20日正午ごろ、富山市大泉にあるビル2階の福田さん宅で、福田さんと妻、信子さん(当時75)の首を絞めて殺害し、その後、油をまいて福田さん宅に放火した疑い。現場のビルは福田さんが所有していた。

県警によると、加野容疑者は主に遊興費のため、当時から消費者金融に常時200万円程度の借金を抱えていた。福田さんは貸金業を営んでおり、県警は事件との関連を慎重に調べている。

福田さん夫妻は04年春まで加野容疑者の近所に住んでおり、30年以上の付き合いがあった。事件当時、加野容疑者も参考人として事情聴取を受けていた。

今年8月上旬、県警が入手した情報から加野容疑者が浮上。加野容疑者は、留置管理係長として高岡署に勤務していた9月、留置場を訪れた男性に、男性の知人の暴力団組員が近く逮捕されるとの捜査情報を漏らすなどしたとして地方公務員法違反容疑で10月以降、2回にわたり逮捕された。うち1件は起訴され、現在休職中。

加野容疑者は1977年採用で留置管理部門や交番勤務などの地域部門が長く、08年に警部補に昇任した。

県警は情報の通報者に私的懸賞金(上限300万円)が支払われる事件に同県内では初めて指定しており、情報提供を呼びかけていた。〔共同〕

警部補を殺人・放火容疑などで逮捕 富山の夫婦殺害 :日本経済新聞

富山の夫婦殺害事件で懸賞金 県警と遺族、1千万円

富山市で2010年、会社役員夫婦が殺害され、自宅が放火された事件で、富山県警と遺族らが、犯人逮捕につながる情報に国の制度を利用して1千万円の懸賞金を支払う方針を固めたことが9日、捜査関係者への取材で分かった。

事件は2010年4月20日正午ごろ発生。会社役員福田三郎さん=当時(79)=方で、福田さんと妻信子さん=同(75)=が絞殺され、灯油をまかれて放火された。

県警は昨年12月、県警の元警部補を殺人容疑などで逮捕したが、富山地検が今年7月、嫌疑不十分で不起訴処分とした。元警部補は、既に起訴されていた地方公務員法違反罪で執行猶予付きの有罪判決を受け釈放された。

富山の夫婦殺害事件で懸賞金 県警と遺族、1千万円 - 47NEWS(よんななニュース)

残酷すぎる…富山県警の警部補が老夫婦を殺害し、放火 - NAVER まとめ

元朝鮮人警部補の加野猛が福田三郎・信子夫妻を殺害した容疑で逮捕! 富山県警  - Togetter

2013年7月4日木曜日

友梨さん不明から10年 公的懸賞金延長受け、両親らチラシ配布

友梨さん不明から10年 公的懸賞金延長受け、両親らチラシ配布

産経新聞 7月2日(火)16時42分配信

大阪府熊取町で平成15年5月、当時小学4年生だった吉川友梨さん(19)が行方不明になった事件で、解決に結びつく情報の提供者に支払われる公的懸賞金(捜査特別報奨金)の受付期間が1年間延長されたのを受け、両親や大阪府警の捜査員らが2日、同町のJR熊取駅や泉佐野市の南海泉佐野駅の周辺で、情報提供を求めるチラシを配った。

この日は、計約30人が駅の利用者に「情報をお願いします」と声を掛けながら用意した4千枚のチラシを配布した。

友梨さんの行方が分からなくなって今年で10年が経過したが、寄せられる情報は年々、減少しているという。情報提供は泉佐野署捜査本部((電)072・464・1234)。

友梨さん不明から10年 公的懸賞金延長受け、両親らチラシ配布 (産経新聞) - Yahoo!ニュース

2012年10月22日月曜日

ウィスコンシン州銃乱射事件(2010年10月22日)

(CNN) 米ウィスコンシン州ミルウォーキー近郊のショッピングセンターで21日、男が銃を乱射し、7人が撃たれた。このうち3人が死亡し、犯人も遺体で発見された。

地元当局の調べによると、ラドクリフ・ホートン容疑者(45)は同日午前11時ごろ、拳銃を持ってショッピングセンター内の美容サロンに入り、強盗目的かという質問を受けて発砲したという。 容疑者は銃で自殺したとみられる。負傷者4人はミルウォーキー市内の病院へ運ばれたが、命に別条はない。 当局は、家庭内のトラブルによる単独の犯行との見方を示している。 地元警察の責任者は、現場から即席爆弾とみられる装置が見つかり、捜査が阻害されていると述べた。警察は一方で、同市近郊の同容疑者の自宅を捜索した。「爆弾などが仕掛けられていないかをチェックし、安全を確認した」としている。

同責任者によると、ホートン容疑者は過去に家庭内暴力などで被害者への接近禁止命令を受けたことがある。 現場から数百メートルのホテルでは2005年、キリスト教徒の礼拝に男が乱入して銃を乱射し、犯行後に自殺する事件が起きていた。

CNN.co.jp : 米ウィスコンシン州で銃乱射事件、7人死傷 容疑者は自殺

Wisconsin salon shooting suspect found dead - latimes.com



2012年10月10日水曜日

世田谷の立てこもり(2012年10月10日)

【被害者とみられる】久保節子さん(62歳)

久保さんの知人の主婦(79)は「1人暮らしの久保さんは猫や植木をとても大事にする人だった」と語る。久保さんは高価な鉢よりもタンポポやスミレなどの野草を野原で集めるのが趣味。引っ越してきた10年ほど前から、弱った野良猫を見つけては病院に連れていっていたといい、「本当に優しい人だった」と悔やんだ。

【世田谷立てこもり】いがみ合う隣人 道路の植木鉢、野良猫の餌で言い争い+(1/2ページ) - MSN産経ニュース

【犯人とみられる】徳永重正(86歳)

 徳永重正容疑者は警視庁に38年間勤めた元警察官だった。警視庁によると、新潟県出身で、昭和23年に入庁し、主に警察署の警ら課(現在の地域課)や交通課などで勤務。60年に赤坂署防犯課(現在の生活安全課)課長代理を最後に警視へ昇進し、定年退職した。

 徳永容疑者は妻と2人暮らし。近隣住人らによると、退官後も民生委員を務めるなど「人格者」とする人物評がある一方で、「俺は警察官だ」と言いながら近所の人に文句を言うなど、複数の住人とトラブルを抱えていた。最近は足がやや不自由で、散歩の際にはつえをついていたという。

 今年6月ごろからは、自宅近くで、日本刀を素振りする姿が目撃されている。近所の女性が顔を合わせると、徳永容疑者が「刃が錆(さ)びていたので、ピカピカに磨いたんですよ」とうれしそうに語っていたという。

 久保さんに向けて日本刀を持ち出したとされるのは、今回が初めてではなかった。近所の男性によると、5月に久保さんが植木の水やりをしていたところ、水が徳永容疑者にかかったため、徳永容疑者が日本刀で切りかかろうとしたこともあった。

【世田谷立てこもり】元警視の人格者? トラブルメーカー? - MSN産経ニュース



10日午前11時半ごろ、東京都世田谷区野沢1丁目の路上で、女性が首から血を流して倒れているのが見つかった。女性は50代とみられ、搬送先の病院で死亡。女性を刺したとみられる男が刃物を持って女性宅に立てこもり、警視庁捜査員が同日午後、住宅内に突入、意識不明の状態で倒れている男を発見した。

 直前に女性の声で「隣の家の人が農薬をかける」と110番。その後、付近の住民から「男が日本刀を振り回している。人が倒れている」などの通報があった。

 現場は東急田園都市線三軒茶屋駅から南約1キロの住宅街。周辺は規制線が敷かれ、物々しい雰囲気に包まれた。近くの区立旭小学校は安全のため、児童を校内に待機させた。

 近くの区立野沢児童館には正午すぎに旭小から連絡が入り、利用していた親子1組が待機した。男性館長は「子どもたちが多く集まる場所の近くで、こんな事件が起きるとは恐ろしい」と不安そうに話した。

 近くのマンションに住む自営業の男性(68)は「パトカーや白バイがたくさん集まって、何十人もの警察官が道路を封鎖したり、ブルーシートで覆ったりしている」と緊張した声で話した。警察官に「(犯人は)凶器を持っているかもしれない。巻き込まれないよう、外に出ないでください」と言われたといい「普段はとても静かなところなのに…」と驚いた様子だった。

 東京都世田谷区で女性が首を切られて死亡した事件で、女性に切り付けた後に女性宅に立てこもり、意識不明の状態で見つかった男が10日午後、搬送先の病院で死亡した。首に切り傷があったほか、血が付いた日本刀のような刃物が近くで見つかり、自殺を図ったとみられる。

 捜査関係者によると、男は近所の住民で、80代の元警視庁警察官。

 以前から女性と言い争う様子が頻繁に目撃されており、警視庁捜査1課は何らかのトラブルが事件につながったとみて、詳しい経緯を捜査している。

世田谷の立てこもり男が死亡 元警官、死亡女性と口論 - 中国新聞

 10日午前、東京都世田谷区野沢1丁目の路上で切りつけられた女性が死亡し、切りつけたとみられる男が付近の住宅に立てこもった事件で、同日午後1時40分すぎに警視庁の捜査員が住宅に突入し、男の身柄を確保した。男は病院に運ばれたが、首に切り傷があり、まもなく死亡が確認された。
 警視庁によると、亡くなったのは近くに住む久保節子さん(62)、男は久保さん方の向かいに住む徳永重正容疑者(86)とみられる。徳永容疑者は久保さん方1階で血を流して倒れており、近くに凶器とみられる日本刀が落ちていた。
 同庁は、徳永容疑者が久保さんに切りつけた後、久保さん方に立てこもり、日本刀で首を切って自殺したとみている。
 7月に徳永容疑者から「久保さんとトラブルになっている」という相談が世田谷署に寄せられていたという。
 徳永容疑者は警視庁の元警察官で、1985年に赤坂署を最後に警視で退職した。

朝日新聞デジタル:立てこもりは86歳元警視、死亡確認 女性も死亡 - 社会

【経過】

2012年5月頃
  • 5月に久保さんが植木の水やりをしていたところ、水が徳永容疑者にかかったため、徳永容疑者が日本刀で切りかかろうとしたこともあった。

    【世田谷立てこもり】元警視の人格者? トラブルメーカー? - MSN産経ニュース

  • 2012年10月2日
  • 徳永容疑者は今月2日に、久保さんから暴行を受けたと主張して、代理人の弁護士を通じて同署に刑事告訴。近隣住民に「人間の尊厳を傷つけられた」と話し、

    【世田谷立てこもり】自殺元警視、事件前日に謝罪断られ激高か  - MSN産経ニュース

  • 2012年10月9日
  • 近くで道路工事中の男性も同日朝に2人が言い争い、植木鉢が割られているのを目撃していたという。

    【世田谷立てこもり】自殺元警視、事件前日に謝罪断られ激高か  - MSN産経ニュース

  • 9日午後3時半ごろ、久保さんから110番通報があり、世田谷署員が事情を聴いたところ、「徳永容疑者に植木鉢を投げ込まれた」と説明した。

    【世田谷立てこもり】自殺元警視、事件前日に謝罪断られ激高か  - MSN産経ニュース

  • 9日夜には、徳永容疑者の妻が久保さんに謝罪を求めた。しかし、久保さんに拒否されたという。

    【世田谷立てこもり】自殺元警視、事件前日に謝罪断られ激高か  - MSN産経ニュース

  • 2012年10月10日
  • 午前11時半ごろ、近くの住民が「男が日本刀を振り回し女性が倒れている」と110番。

    86歳元警視日本刀で62歳女性刺殺 立てこもり自殺 ― スポニチ Sponichi Annex 社会

  • 午後1時40分すぎ、捜査員が女性宅に突入。玄関脇の部屋で倒れている男を見つけた。首に切り傷があったほか、血が付いた日本刀のような刃物(刃渡り約50センチ)が近くで見つかり、自殺とみられる。

    86歳元警視日本刀で62歳女性刺殺 立てこもり自殺 ― スポニチ Sponichi Annex 社会

  • 2012年9月28日金曜日

    柴又女子大生放火殺人事件

    1996年9月9日午後4時半ごろ、東京都葛飾区柴又3丁目の民家より火災が発生。約2時間後に消し止められ、焼け跡から上智大学4年生の小林順子さん(当時21歳)の遺体が発見された。遺体は口と両手を粘着テープで、両足をパンティーストッキングで縛られており、首を鋭利な刃物で刺されていたことから警察は殺人事件と断定。現場の状況や交友関係などから、顔見知りの犯行と思われたが、2011年8月現在も犯人逮捕に至っていない。

    柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia

    【日時】1996年9月9日16時半ごろ

    【現場】東京都葛飾区柴又3丁目

    【被害者】小林順子さん(21歳)

     

    【経過】

    1996年9月9日
  • この日は朝から雨が降ったりやんだりしていたが、昼過ぎから強く降り出し始め、15:00時過ぎにはさらに激しくなっていた。父親は福島に出張中、姉も仕事でおらず、家には母親と被害者A子さんの二人きりだった。
  • 15:50少し前
  • 順子さんがトイレに行くために自室から一階に降りてきた。仕事に出かける準備をしている母親に「こんなに雨が降っていても自転車ででかけるの?」と話す。この会話が最後の会話になった。
  • 15:50
  • 母親が仕事のために家を出る、この時玄関に鍵はかけなかった。
  • 16:15頃
  • 近所の通行人によると火は出ていなかった。
  • 16:35
  • 火災が発生。
  • 16:39
  • 隣家から119番通報。
  • 18:00頃
  • 内部が全焼、ようやく火が消し止められる。
  • 【資料】

    • 両足の縛り方が「からげ結び」という造園業(造園業では「からげ結び」を「かがり結び」とも呼ばれる)や和服の着付けなどで使われる特殊な方法だった(2006年9月公開)
      柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia
    • 現場に残されたマッチ箱の残留物から家族以外のDNAが発見された(2006年9月公開)
      柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia
    • 世界最大の教育機関運営組織(在学生は全世界で約290万人)でもあるカトリック修道会イエズス会が開設し、現在は学校法人上智学院が経営する大学である。
      上智大学 - Wikipedia

    【その後】

    東京都葛飾区柴又で1996年、上智大4年小林順子さん=当時(21)=が殺害された事件で、警察庁は6日、解決に結び付く情報の提供者に懸賞金を支払う制度を1年間延長することを決めた。遺族による私的懸賞金と合わせ、最大800万円が支払われる。(2012/09/07-05:35)

    時事ドットコム:上智大生殺害、懸賞金を延長=最大800万円、情報提供呼び掛け-警察庁

    1996年に東京都葛飾区で上智大4年の小林順子さん=当時(21)=が殺害された事件について、警察庁は8日、公的懸賞金を懸けて情報を募集する期間を9日から1年間延長することを決めた。延長は3回目。遺族の私的懸賞金と合わせ、解決につながる有力情報に最大800万円を支払う。 

    2013年 9月 09日 05:30 JST 更新

    上智大生殺害、懸賞金延長=有力情報に最大800万円—警察庁 - WSJ.com

    【参照】
    柴又女子大生放火殺人事件 - Wikipedia
    柴又三丁目女子大生殺人・放火事件
    SCRAMBLE-8

    2012年7月11日水曜日

    アラファト暗殺

    【7月5日 AFP】2004年に死去したパレスチナ解放機構(PLO)の故ヤセル・アラファト(Yasser Arafat)議長(当時)の死因が放射性物質による毒殺だった可能性が浮上したことを受け、パレスチナ自治政府は4日、国際捜査機関の設置を呼びかけた。

    中東衛星テレビのアルジャジーラ(Al-Jazeera)は3日、9か月に及んだ調査の結果として、アラファト氏の生体試料から毒殺に用いられることもある放射性物質ポロニウムが検出されたと報じた。これを受けてPLO幹部のサエブ・アリカット(Saeb Erakat)氏は、レバノンのラフィク・ハリリ(Rafiq Hariri)元首相暗殺事件で設置された国際特別法廷を参考に、アラファト氏の「毒殺」について国際捜査機関の設置を求めていくとAFPの取材に語った。

    故アラファト氏の妻、スーハ(Suha Arafat)夫人も3日、AFPに対し、アラファト氏の生体試料検査を行ったスイス研究機関に同氏の遺体の検視を要請し、暗殺の真相を早急に究明したいと述べている。

    パレスチナ自治政府の調査を率いるタフィク・ティラウィ(Tawfiq Tirawi)氏は、検視のための遺体サンプルを摂取するため、遺族の許可を得た上でヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)にあるアラファト氏の墓を掘り起こすことを自治政府が認める方針だと述べた。(c)AFP/Nasser Abu Bakr

    故アラファトPLO議長の毒殺疑惑、国際捜査を要請へ 国際ニュース : AFPBB News

    CNN.co.jp:アラファト議長に毒殺説浮上 謎を解く鍵は遺体の調査 - (1/3)

    ヤーセル・アラファート - Wikipedia

    2012年6月11日月曜日

    ミナミ通り魔

    事件が起きたのは、大阪有数の繁華街・ミナミの中心部で、飲食店や洋服店などが並ぶ一角。日曜日の10日は、買い物客らで人通りが多く、一時騒然となった。

    「何かにとりつかれたように何度も刺していた」。10日午後1時ごろ、友人との待ち合わせ場所に向かっていた男性会社員(32)は事件の一部始終を目撃した。礒飛京三容疑者は、必死に抵抗する南野信吾さん(42)の手をふりほどき、無言で包丁を振り下ろしていた。「誰か助けてくれ」と叫ぶ南野さんの声は次第にかすれ、体が動かなくなったという。

    近くにある飲食店の女性店主(59)は、あおむけに倒れた南野さんに馬乗りになる礒飛容疑者の姿を見た。手足をばたつかせて苦しむ南野さんを、右手に持った包丁で何度も刺し続ける容疑者。「人が刺されています」とすぐに110番通報した。付近にいた人たちは悲鳴を上げながら一斉に逃げて行った。

    心斎橋通り魔:「誰か助けて」休日の白昼に悲鳴- 毎日jp(毎日新聞)

    大阪・ミナミの路上で男女2人が刺殺された通り魔事件で、殺人未遂の疑いで現行犯逮捕された礒飛(いそひ)京三容疑者(36)が「自殺を思い立ったが、死にきれなかった」と供述する一方、自分でつけたとみられる傷はなく、自殺を図った形跡がないことが12日、大阪府警への取材で分かった。

    府警南署捜査本部によると、礒飛容疑者は10日の逮捕時、左手に2~3カ所の切り傷があり出血していたため、病院で計約20針縫う手当てを受けた。

    捜査関係者によると、礒飛容疑者は両手で包丁を持って2人を刺した際、持ち手が滑り刃の部分に触れたためにけがをしたとみられ、自殺を図ったようなけがはなかった。

    現場近くの店舗で包丁を購入した約1時間後に事件が発生していることから、捜査本部はこの間の行動などについて詳しく調べる方針。捜査本部は12日、東京都の音楽プロデューサー南野信吾さん(42)に対する殺人と、銃刀法違反の疑いで礒飛容疑者を送検した。(共同)

    [2012年6月12日9時16分]

    ミナミ通り魔 自殺図った形跡なし - 社会ニュース : nikkansports.com